すでに49歳男の悪あがき日記 夢から

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酔ふ児

Author:酔ふ児
48歳の現在まで挫折の連続。特に近年、新聞業界紙の記者をやめてから駄目っぷりが加速。9年前に日本から別居中だったかみさんのいる台湾に移住。心機一転と思って、日本語教師を目指すが、5年目ぐらいで他の活路が思い浮かび、日本に舞い戻る。とりあえず安定の道を探るが、45で正社員に採用してくれるまともなところは皆無。その後の3年間では、日本語教育業界紙を4日でやめ、パチンコ雑誌の編集プロダクションを4ヶ月(後にその会社の会長がインサイダー取引でつかまる。元やくざだったらしい。俺の退職とは直接関係はない)、自己啓発のセミナーなどを主催している会社に派遣で入社するが正社員移行の際給料のあまりの低さに愕然とし8ヶ月で身を引く。1年前から南青山で中小企業を応援するという名目の雑誌社に正社員として入社、かつて出版で一世を風靡したことがあるというメタボ社長と奮闘中。しかし、その実、台湾で思い浮かんだ外国人の子ども向けに日本語の教材を出すのという夢に向かい地味~に進行中です。


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 昨夜、夢を見た。
 
 ドアをあけると、お袋と兄貴が背中を向けて座っていた。

 俺は状況が良くつかめなく、二人をただ見つめていると、

 お袋がポツリと

 「あたしはもう駄目だね。子どもにこんなことを言われるようじゃ」

 泣いているわけじゃないが、すごく悲しそうな顔をしていた。

 いや、泣いている以上に絶望的な顔だった。

 俺は兄貴を問いただそうと思った。

 「何をいったんだ。お袋に何をいったんだ」

 でも、声には出ずに胸のおくでしぼんだ。

 そこで夢から開放され、目がさめた。

 何で何も言えなかったんだ。

 何日か前、お袋とけんかして傷つけた、というのが頭に残ってたんだ。

 お袋を絶望させたのは俺だった。

 お袋は「覚えとくから」と言った。

 強い口調だった。

 お袋から、強さがなくなった時、俺は優しくなってるだろうか。 

 


 
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タグ : 夢、おふくろ、兄貴、悲しそう

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