すでに49歳男の悪あがき日記 黒い塊が…

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酔ふ児

Author:酔ふ児
48歳の現在まで挫折の連続。特に近年、新聞業界紙の記者をやめてから駄目っぷりが加速。9年前に日本から別居中だったかみさんのいる台湾に移住。心機一転と思って、日本語教師を目指すが、5年目ぐらいで他の活路が思い浮かび、日本に舞い戻る。とりあえず安定の道を探るが、45で正社員に採用してくれるまともなところは皆無。その後の3年間では、日本語教育業界紙を4日でやめ、パチンコ雑誌の編集プロダクションを4ヶ月(後にその会社の会長がインサイダー取引でつかまる。元やくざだったらしい。俺の退職とは直接関係はない)、自己啓発のセミナーなどを主催している会社に派遣で入社するが正社員移行の際給料のあまりの低さに愕然とし8ヶ月で身を引く。1年前から南青山で中小企業を応援するという名目の雑誌社に正社員として入社、かつて出版で一世を風靡したことがあるというメタボ社長と奮闘中。しかし、その実、台湾で思い浮かんだ外国人の子ども向けに日本語の教材を出すのという夢に向かい地味~に進行中です。


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DATE: CATEGORY:わからん?
先日、仕事を終え、とぼとぼ帰ってきた時のことです。
 うちまで30メートルぐらいのところでした。何やらかなり大きな黒い塊が置かれている。
(何じゃ?)
と思って目をこらすともぞっと動いた。
(人間!ということは酔っ払い、それともお年より?)
頭をよぎったのは(まさか、お袋ちゃうやろな?)
慎重に近ずき、声をかける。
「大丈夫…」
なんと黒いワンピース?のお嬢さんではあ~りませんか。しかも体をくの字にし、すそがややめくれシュミーズが見えている。
「どうしたの?」
「上から落ちたんれす」(ろれつがまわってない)
「…?」見上げる俺。上は3メートルぐらいありそうながけ、そして柵、そしてうち。
(どうやったら上から落ちるわけ?)
(泥棒さん?)
「ここの人?」上を指差し聞く俺。
「は・い」
がけの上のうちの人(お母さん?)が出てくる。
「ど・ど・ど…どうしたの」
お嬢さん「……」
俺「上から落ちたらしいです」
お嬢さん「あ、足が痛くて動けない」
お母さんらしき人「救急車呼びますから、ちょっと見ててください」
「はあ」(でも、見てていいの?→意味がちがうって)
 気がつくと、中学生くらいの女の子がそばで状況を見てる。
 なんか非常に気まずさを感じつつ、立ち尽くしていました。
 しばらくして、救急車の音が聞こえてきたんで
 「ちゃんと来るか見てくる」と中学生くらいの女の子に声をかけて、その場を離れた(ちゃんと来るのにきまってるのにね)。
 救急車が来ると思われる道で、しばらく待っていたが、全然来ず、仕方ないから引き返した。救急車は僕が見に行った道とは違う道を使って来ており、ちょうど彼女を積みいれたところだった。
(よかったよかった)

 しかし、今考えるとあの中学生の女の子がいてたすかったと思うよね。だって、身動き取れない女の子の足元に中年のおっさんがたたずんでるんだもん。この構図はどうみても中年のおっさんには不利だよな。
 なんか得したような(なんでやなん)、危なかったような、ちょっと刺激のある夜でした。

 しかし、あのお嬢さん、何であんなところから落ちたんだろ。
 

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